職長は職場の問題解決を解決しなければなりません。
問題解決を考えるには、仕事の構成要素をまず整理します。
職長などの現場仕事に必須の4M分析とは?
仕事は3つの要素(ヒト、モノ、作業)と管理から成り立ちます。
事故や災害の原因分析や対策検討の要因を次の4つのジャンルに整理する事によって、
原因の本質を捉え対策していきます。これを4M分析と呼びます。
職長は現場で具体的に何を分析すればいいのか?
Man(人的)
人は作業者の不安全行動を分析します。
・共同作業場など接触は発生しやすい行為
・手順や規律無視をした行為
・職場の人間関係などのコミュニケーション
・不安全な体勢や姿勢でも作業
・作業者の危険な行為
Machine(設備・物的)
モノは原材料・部品・整備・機械などの職場の環境を指します。
・本質安全化の不足や点検整備の不足等
・取り扱っている物
・機械設備の欠陥・安全装置や保護具の欠陥
Media(作業方法・環境)
作業は、作業の手順、方法です。
・作業情報の不適切
・作業方法の不適切
・作業空間の不良
・作業環境条件の不良など
Management(管理)
・健康管理の未実施など
・教育訓練の未実施・不足など
・指導や監督の未実施・不十分など
・適正配置の未実施不足など
・作業手順の不適切・不備
まとめ
・職場で問題が起こった場合、4M分析で何が原因だったか分析します。
・Man、Machine、Media、Managementの項目で不十分だった部分を実施する。