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保護具着用管理責任者とは?

このページでは保護具着用管理責任者の、教育の法的根拠・選任時期と報告・保護具着用管理責任者の選任要件・受講対象者・学習内容・実技科目に関してについて説明しています。

​この記事を書いた人

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​アイムセーフ合同会社

プロ講師とコミュニケーションが取れるオンライン講習シリーズを運営。
​労働局登録教育機関で、全国に事業場のある大企業をはじめ、大企業か
ら中小企業様まで様々な業種の企業様に教育の実績・経験あり。
労働局などの受賞歴や出版歴のある労働安全・労働衛生のコンサルタントや中小企業診断士をはじめ、様々な知識を持つ専門家が、講師、コンサルティング業務を行っております。

保護具着用管理責任者とは (動画解説)  

「アイムセーフの保護具着用管理責任者:1日コース」

【保護具着用管理責任者教育の法的根拠とは】
労働安全衛生規則等の一部を改正する省令(令和5年4月1日から順次施行)により、事業場における化学物質のリスクアセスメントを行い、その結果に基づく措置として労働者に保護具を着用させる時は、「保護具着用管理責任者」の選任が必要になりました。

 

【保護具着用管理責任者の選任時期と報告とは】

保護具着用管理責任者の選任は、選任すべき事由が発生した日から14日以内に行う必要がありますが、労働基準監督署への届出は不要です。

 

【保護具着用管理責任者の職務とは】

 次のようなものがあります。

1.保護具の適正な選択。

2.労働者の保護具の適正な使用の指導。

3.保護具の保守管理。

 

【保護具着用管理責任者の選任要件とは】

  次のようなものがあります。

  1. 化学物質管理専門家。

  2. 作業環境管理専門家。

  3. 衛生工学の労働衛生コンサルタント。

  4. 衛生工学衛生管理者免許または第1種衛生管理者免許を受けたもの。

  5. 特定化学物質及び四アルキル鉛等の作業主任者技能工講習を終了したもの。

  6. 安全衛生推進者の要件に該当するもの

 

要件を満たした者がいない場合は、「保護具管理に関する教育を受講した者」から選任することになります。

通達において、「保護具に関する知識及び経験を有すると認められる者」から選任することができない場合は、別途示す保護具の管理に関する教育(以下「保護具着用管理責任者教育」という。)を受講した者を選任すること、また、「保護具に関する知識及び経験を有すると認められる者」から選任する場合であっても、保護具着用管理責任者教育を受講することが望ましいと書かれています。

保護具着用管理責任者については、通達において、「保護具に関する知識及び経験を有すると認められる者」から選任することができない場合は、別途示す保護具の管理に関する教育(以下「保護具着用管理責任者教育」という。)を受講した者を選任すること、また、「保護具に関する知識及び経験を有すると認められる者」から選任する場合であっても、保護具着用管理責任者教育を受講することが望ましいとされています。

アイムセーフの講習はこの通達に基づくカリキュラムと講習時間で構成されています。

また、同通達では、講師は、対象となる保護具等に関する十分な知識を有し、指導経験がある者等、カリキュラムの科目について十分な知識と経験を有する者を、充てるとあります。

アイムセーフの講師は、経験豊かな衛生コンサルタント、化学物質専門家が担当しております。

保護具着用管理責任者の受講対象者とは】

令和6年4月以降に保護具着用管理責任者に選任される予定の方

【保護具着用管理責任者の学習内容】

アイムセーフの講習はこの通達に基づくカリキュラムにおける5時間の学科科目をオンライン講習で実施します。

【保護具着用管理責任者の実技科目に関して】

カリキュラムにおける1時間の実技科目はZOOMの学科講習終了後、受講者の事業所で実施ください。

​※実技実施責任者(経験者)」を立て、受講者と同一場所で対面で実施してください。

(実技実施責任者についての​詳細はよくある質問に記載がございます。)

事業所でお使いの保護具をご用意いただくか、使用予定の保護具をご用意ください。

この実技科目をスムーズに行えるようにアイムセーフでは、実技科目の実施方法を紹介した動画を提供しております。

(※動画を見るだけでは実技終了にはなりません)

わかりやすく、自分のペースで、繰り返し学習できます。

 

​本講習のメインとなる保護具は呼吸用保護(防じんマスク、防毒マスク)です。

演習用動画では、主に防毒マスクの扱い方を詳細に紹介しています。

防じんマスクは防毒マスクと内容が似ていますのでこの動画を参考にしてください。

 

それ以外の保護手袋、保護メガネ、保護靴、保護衣については商品の取説と講義の教材を参考にしてください。

 

御社責任者監督のもと実技演習(1時間以上)が終了しましたら実技演習記録に記入し、事業所に保管してください。

実技演習記録の用紙はアイムセーフから送付いたします。

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